こんばんは( ̄∇ ̄)
「梅若菜丸子の宿のとろろ汁」
松尾芭蕉の句です。『新春を迎えて梅も花咲き、川辺には水菜が青々と茂っている。駿河の国鞠子の宿のとろろ汁もおいしい季節を迎えていることだろう。』という意味です。
季節を迎えて山芋が手に取りやすい値段になってきましたね。山芋大好きです。
というわけで今日のお昼に麦とろご飯をしました。美味しいですよね、麦とろご飯。麦ごはんは平安時代から食べられていたらしいですよ。
まず麦とろの『とろろ』。大和芋や長芋、自然薯を使って作ります。山芋は昔から精のつく食べ物として食べられていて、漢方では滋養強壮に使われます。山芋の栄養素としては、ビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。山芋のネバネバ成分は、オクラや納豆やモロヘイヤに含まれるのと同じです。胃の粘膜をうるおし、保護する働きがあります。たんぱく質の吸収を促進したり、老化防止、美肌効果まであるそうです。
続いて『麦ごはん』ですが、麦ごはんと言っても麦100%で炊くわけではありません。白米に大麦をお好みの量混ぜて炊きます。大麦は食物繊維が豊富でコレステロールの吸収を阻害したり、便秘の改善が期待できます。ビタミンやミネラルについて書かれている商品もありますが、白米に比べて『凄く多い』ということもないので割愛します。
それでは麦飯を炊くところから始めます。
麦飯を炊く
3合炊く場合、米2合:麦1合を普通に洗って普通の水の分量で普通に炊きます。つまり超普通です。
麦のほうが軽いのでほとんど上に来ますが、そのまま炊いて大丈夫です。
麦の割合を増やすほどパラパラのご飯に炊きあがります。
炊きあがったら、よく混ぜます。
とろろ(2杯分)
山芋(約150g)をすりおろします。
すった山芋に麺つゆ(4倍濃縮)を大さじ1入れます。
この後、本来ならすり鉢で更にするとフワフワになるんですが、家にすり鉢がないので泡立て器でしっかり混ぜます。
2倍から3倍くらいの量にあるようにしっかりと混ぜると、ふわふわのとろろが出来上がります。ご飯が炊きあがる間に気まぐれに混ぜてたら出来ますよ(*´▽`*)
食べます
ご飯を盛ります。
とろろをかけます。
食べます。
恐ろしいほどにサラサラと食べれてしまいます。さらさら食べれるからたくさん食べれそうなのに、結構お腹にたまります。
明太子も乗せてみました。
贅沢です。結構多めにいれないと明太子を感じないくらいとろろがしっかりしています。
とろろ芋にはでんぷん分解酵素アミラーゼが含まれているので、少しくらい食べ過ぎても消化吸収を助けてくれます。頑張れアミラーゼ。お腹がいっぱいです。
コメント
麦とろご飯、、、ジャバジャバいけそうな∧(ᵒ̴̶̷̤⌔ᵒ̴̶̷̤)∧✨
素敵なビジュアルです♪( ◜௰◝و(و “